接続詞 und / aber / denn / oder(語順が変わらない接続詞)

接続詞

ドイツ語の接続詞の種類

ドイツ語の接続詞は、文法的な働きによっていくつかのグループに分けることができます。

大きく分けると、次の3つです。

・並列接続詞(主文と主文をつなぐ / 語順が変わらない)
・従属接続詞(副文を導く / 動詞が文末に移動)
・接続詞的副詞(主文と主文をつなぐ / 後半の文はV2で倒置)

ドイツ語の接続詞といえば、「語順が変わる」というイメージを持っている方が多いと思います。

グループによって語順ルールが違うので、きちんと整理して覚えていきましょう。

今回はその中でも、”最も基本となる「並列接続詞」”について見ていきます。

並列接続詞

ドイツ語基本の語順、Verb Position 2

まず、ドイツ語の語順といえば、Verb Position 2、動詞は2番目!Verb Position 2 です!

  • Ich kaufe heute Tomaten im Supermarkt.
  • Heute kaufe ich Tomaten im Supermarkt.
  • Tomaten kaufe ich heute im Supermarkt.
  • Im Supermarkt kaufe ich Tomaten heute.

どの要素が一番前に来たとしても、全て動詞が2番目です。(ちなみに主語であるIch は動詞の左右どちらかにくっついていなければいけないというルールもあります。)

分離動詞の場合は、

  • Heute räume ich mein Zimmer auf.

助動詞の場合は、

  • Tomaten kann ich im Supermarkt kaufen.

過去形の場合は、

  • Im Supermarkt habe ich heute Tomaten gekauft.

です。

そして動詞が2番目にくる文章のことを主文と言います。

前置きが長くなりましたが、大事なことなのであえてしっかり書きました。

主文 und 主文

今回の並列接続詞は、その名の通り主文を並列つなぎにできる接続詞のことです。

Ich gehe einkaufen und ich kaufe Tomaten.

Heute waren die Tomaten im Supermarkt günstig und ich habe viel gekauft.

Er ist mein Vater und sie ist meine Mutter.

つまり、普通の文と同じ語順のまま、文と文をつなぐことができます。

前後の文章の主語が違っていても問題ありません。主語が同じ場合は省略することもできます。

基本の4つ

A2レベルでまず押さえたいのはこの4つです。

接続詞の前にコンマがあるものとないものがあります。見落とさないようにしてくださいね👀

und(そして)

一番シンプルでよく使う接続詞です。

  • Ich lerne Deutsch und ich höre Musik.
    (ドイツ語を勉強して、音楽を聞きます)

情報を追加するだけ

aber(でも)

逆の内容をつなぐときに使います。

  • Ich möchte ins Kino gehen, aber ich habe keine Zeit.
    (映画に行きたいけど、時間がありません)

会話でとてもよく使います

denn(なぜなら)

理由を説明するときに使います。

  • Ich bleibe zu Hause, denn ich bin müde.
    (疲れているので家にいます)

同じ意味の weil と違って語順が変わらないのがポイント

oder(または)

選択を表します。

  • Möchtest du Kaffee oder Tee?
    (コーヒーか紅茶、どっちがいい?)

質問でもよく出てきます

以上が基本の4つです。doch とsondernもこのグループに属します。

よくある間違い

「理由=weil」と考えてしまいがちですが、

  • weil → 動詞は最後(副文)
  • denn → 動詞はそのまま

ここが大きな違いです。

まずは簡単な denn を使えるようになると、文が作りやすくなります。

また、後半の主文の語順が変わる接続詞もあります。(接続詞も一語と数えるタイプ)

  • Ich heiße 〇〇 und ❌komme ich aus Japan.

言いたくなる気持ちもわかりますが、正しくは、⭕️…und ich komme aus Japan.です。

混乱しないように気をつけましょう。

まとめ

語順が変わらない接続詞は、ドイツ語の中でもとても使いやすい便利な表現です。

難しく考えず、普通の文をつなぐだけでOKです。

まずは und と aber をしっかり使えるようにして、そこから少しずつ表現を増やしていきましょう。

後の2つの接続詞グループもそれぞれ詳しく解説しています。

weilやdassの従属接続詞グループ

trotzdemやdannの接続詞的副詞グループ

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