「ドイツ語ではっきり『Nein』と言うのは勇気がいりますよね。
でも、曖昧に濁すと相手に伝わりません。
実は、ドイツ語にも『はっきり断りつつ、相手を不快にさせないクッション言葉』がたくさんあります。
今回は、日常会話で使える丁寧さの3レベルと、試験でそのまま使える減点されない断り方を紹介します。」
綺麗に断るための「黄金の3ステップ」
ドイツ語で角を立てずに断る(または手紙で満点を取る)ときは、以下の順番で文章を組み立てるのが鉄則です。
- ステップ①:お礼(誘ってくれてありがとう)
- ステップ②:残念な気持ち + お断り(行きたいんだけど、その日は都合が悪くて…)
- ステップ③:代替案の提案(次の週末はどう?)
断り方フレーズ集
レベル1:【基本】シンプルかつ好印象に断る(日常会話・親しい間柄)
まずはここから。
ただ拒否するのではなく、必ず「danke(ありがとう)」をセットにするのが鉄則です。
- Nein, danke.(いいえ、結構です)
- Im Augenblick nicht, aber danke!(今は大丈夫です、でもありがとう!)
- Ich passe diesmal, danke.(今回はパスしておくね、ありがとう)
レベル2:【中級】理由を添えて柔らかく断る(友人・同僚向け)
ドイツでは「理由」を添えることで、相手も「それなら仕方ないね」と納得してくれます。
- Ich würde gerne, aber ich habe leider keine Zeit.(ぜひそうしたいんだけど、あいにく時間がなくて)
- Das klingt super, aber ich habe schon etwas vor.(素敵なんだけど、あいにく先約があって)
- Leider passt es mir diesmal nicht.(残念ながら今回は都合が悪くて)
この辺りはA2のSprechen Teil3 のペア計画で使える表現ですね。
レベル3:【上級】代替案を出してスマートに断る(ビジネス・大人の対応)
「今回はダメだけど、次なら」という姿勢を見せることで、関係性を壊さずに断れます。
- Heute geht es leider nicht. Wie wäre es nächste Woche?(今日は無理なんだ。来週はどうかな?)
- Vielen Dank für die Einladung, aber ich kann leider nicht kommen. Ein anderes Mal gerne!(お誘いありがとう。でも残念ながら行けないんだ。また別の機会にぜひ!)
A2/B1試験対策!断るメールのテンプレート
試験(Goethe-Zertifikat A2/B1)のSchreibenでは、「誘いを断るメール」が頻出です。
- 謝罪
- 理由
- 代替案
- お詫び
など、問題文で指定されている書くべきポイント
がしっかり書けていれば、高確率で合格点に達せます。
A2レベル向け(シンプル・短い構成)
【お題:友達からの誕生日パーティーの誘いを断る】
Liebe/r [友達の名前],
vielen Dank für die Einladung zu deiner Geburtstagsparty! Ich würde sehr gerne kommen, aber ich muss leider am Wochenende arbeiten.
Das tut mir leid. Ich wünsche dir viel Spaß!Liebe Grüße
[自分の名前]
A2 Schreiben Teil 1 対策についてもっと詳しく
B1レベル向け(フォーマル・論理的な構成)
【お題:上司や同僚、または公式なセミナー等の誘いを断る】
Sehr geehrte/r Frau/Herr [相手の苗字],
vielen Dank für die freundliche Einladung zur Besprechung / zum Fest.
Ich habe mich sehr darüber gefreut. Allerdings kann ich an diesem Tag leider nicht teilnehmen, da ich zu dieser Zeit einen wichtigen Arzttermin habe.
Wäre es vielleicht möglich, das Treffen auf nächsten Donnerstag zu verschieben?
Ich bitte um Ihr Verständnis.Mit freundlichen Grüßen
[自分の名前]
- 試験官のチェックポイント: 接続詞を駆使したスムーズな流れが重要!
- B1では
Allerdings(しかしながら)やda(〜なので:従属節)(※daの後ろは動詞が最後にいきます!) といった接続詞を使って、少しフォーマルに理由を展開し、さらに「代替案の提案」まで盛り込むと高得点に直結します。
まとめ
- ドイツ語の「断り」は、「感謝・お詫び + 理由 + 代替案」の3点ワンセット。
- はっきり言っても、理由があれば失礼にはならない。
- 試験では、このセットをテンプレート化して覚えておけばSchreibenもSprechenも怖くない!
他の会話表現シリーズはコチラから
Auf Wiedersehenさようなら
Danke schönありがとう
Entschuldigungすみません
「頑張ります」「お疲れ様」
別れ際の一言



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