ドイツ語でよく出てくる mir / dir / ihm。
「なんでここで3格になるの?」と感じる人は多いです。
結論から言うと、少しの思考修正で整理できます。
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導入
私の教室でよく耳にする間違いトップ3に入るのではないでしょうか?
これです。
私の”Wie geht’s dir?” に対して、
❌”Ich gehe/geht gut”
ブッブー!🙅♀️これは間違いです。正確には、
⭕️”Es geht mir gut.” 🙆♀️ですよね
このように、自分の話なのに、Ichを主語にできない動詞がドイツ語には存在します。それらについて今回は徹底的に説明します💪
間違える原因と、思考修正
まずしっかり自覚をして欲しい部分が、日本語は主語を抜かしがちだということです。
主語がなくても、それを感じたり影響を受けたりしているのが自分なので
主語 ”私は” ”こう感じる”。
という感覚で喋っていますよね。→自然と Ich から文章を始めてしまう。
ただーし‼️ドイツ語では‼️
主語 ”それが” 3格 ”私に” 影響を与えている/作用する。
という感覚なんです。”Es (Das) (その他名詞)” (形式主語やモノや状況)がはじめに来て、”私(人)”は影響を受ける側になります。
ドイツ語で3格をとる動詞を大きく2パターンに分けて説明していきますね。
パターン①:感覚・状態タイプ
このグループは、主語がモノや状況になります。
そして人は「影響を受ける側」=3格になります。
⭐️「それが私にとってどうか」
例
- Das Buch gefällt mir.
- Das passt mir gut.
- Der Kuchen schmeckt mir.
- Mein Kopf tut mir weh.
- Wie geht es dir?
- Es geht mir gut.
💡 ポイント
主語は「それ(Das / es)や物」
人は「〜に(mir / dir)」
❌ Ich gefalle das Buch.
⭕ Das Buch gefällt mir.
日本語に訳すと、「私はこの本が気に入っている」なので余計にややこしいですよね😭日本語的にはおかしいですが、「その本が私に気に入る」という感覚です。
パターン②:行動タイプ
⭐️「私が誰かに何かする」
このグループは、主語が人です。(これは通常の考え方で大丈夫なグループです😀)
ただし動作の相手は3格になります。
例
- Ich helfe dir.
- Ich danke dir.
- Ich antworte dir.
– ❌ Ich helfe dich
日本語では「〜を助ける」と4格的に使うので混乱しがちですね。「〜に手を貸す」というニュアンスで覚えましょう。
– ⭕ Ich helfe dir
💡 ポイント
「相手=〜に」は3格
よく出る3格動詞まとめ
それぞれタイプに分けてまとめてみました。
覚えるだけでなく、実際に文章を作ってみて自分のモノにしていってくださいね!
感覚・状態タイプ
- gefallen(気に入る)
- passen(合う)
- schmecken(味が合う)
- weh tun(痛い)
- gehen(調子どう?)※通常の(行く)という意味とは分けて考えてくださいね。
所有・関係タイプ
- gehören(属する)
- fehlen(欠けている)
行動タイプ
- helfen(助ける)
- danken(感謝する)
- antworten(答える)
まとめ
ドイツ語の3格はこの2つで考える:
① 感覚・状態
👉 それが私にどう影響するか
② 行動
👉 私が誰かに何かする
日本語では「私が〜する」と考えがちですが、
ドイツ語では「それが私に影響する」という視点になります。
👉 この違いに慣れると、3格は一気に理解しやすくなります。
ドイツ語の格支配の法則についてこちらの記事でも説明しています。
そもそも1格4格って何?



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