質問にうまく答えられない人へ
前回は、Sprechen A2 Teil1の「質問の作り方」について解説しました。
今回はその続きとして、質問への答え方を整理していきます。
基本的に、試験官が見ているのは
- 聞かれたことを理解して反応しているか
- テーマに合った答えになっているか
です。さらに文法の正確さや、2文以上で答えられているかどうかも評価のポイントになります。
・単語だけで終わってしまう
・一文で止まってしまう
・何をどこまで言えばいいかわからない
こうした状態を抜けるためには、「型」を持っておくことが大切です。難しい表現は必要ありません。
基本の答え方(型)
まずは一番シンプルな形です。
① 結論 → ② 理由・補足
例①(Ja/Neinの質問)
Frage:Spielst du gern Computerspiele?
→ Ja, ich spiele gern Computerspiele.
→ Ich spiele jeden Abend.
または
→ Nein, ich spiele nicht gern Computerspiele.
→ Ich habe keine Zeit.
例②(W-Frage)
Frage:Was machst du in deiner Freizeit?
→ Ich spiele Klavier.
→ Ich spiele jeden Tag.
ポイント
大事なのは、「一文で終わらせないこと」です。
A2では、
・文が正しく作れているか
・少しでも広げられているか
が見られています。
よくあるNGとアドバイス
・Ja. / Nein. だけで終わる
・単語だけで終わる(Klavier. など)
・長く話そうとして止まる
長く話す必要はありません。
短く、確実に2文話す方が評価は安定します。
使える便利表現
2文目の理由、補足がなかなか出てこない時は、自分にもう一つ質問するイメージで、W-Frageを使うと広げやすくなります。
Was / Wann / Wo / Warum / Mit wem / Wie + 形容詞 (Wie oft) (Wie groß)など
Wo?
- zu Hause (家で)
- in der Schule (学校で)
Mit wem?
- mit Freunden (友達と)
- mit meiner Mutter (母と)
Wie oft?
- oft(よく)
- manchmal(ときどき)
Wann?
- am Wochenende(週末に)
- jeden Tag(毎日)
例:
→ Ich spiele oft Klavier.
→ Ich gehe am Wochenende einkaufen.
困ったときのつなぎ
考えている間に完全に止まってしまうのは避けたいところです。
そんなときは、簡単な一言で時間を作れます。
・Also…
・Ähm…
これだけで十分です。
また、うまく会話を終えられた気がしないが、もう言うことはない。という場合は、無理に続けず自然に止まって大丈夫です。試験官が次に進めてくれます。
ミニ練習
Frage:Was isst du gern?
→ Ich esse gern Pizza.
→ Ich esse oft Pizza am Wochenende.
Frage:Gehst du gern einkaufen?
→ Ja, ich gehe gern einkaufen.
→ Ich gehe oft mit meiner Mutter.
まとめ
A2のSprechen Teil1では、「正しい文で答えること」と「少し広げること」が大切です。
長く話す必要はありません。
結論+一言の補足、この形を意識するだけで、安定して答えられるようになります。
質問編もよく読んで、セットで練習し、実際に口に出して慣れていきましょう。
Sprechen全般に言えることですが、試験を審査する試験官も人間です。
公平に審査する訓練を受けていますが、やはり
- 堂々と
- 姿勢よく
- わかりやすい声量
- 親しみやすい雰囲気
こうした要素があると、コミュニケションとして伝わりやすくなります。
余裕があれば、こうした点も意識してみてください。



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