[生活・試験対策]ドイツ語の「単位」と「数え方」完全ガイド!

ドイツ語の基本

前回の記事で、1から1000までの数字のパズルはバッチリマスターできましたね!
数字を覚えたら、次はそれを使う「単位(お金・重さ・分数など)」の出番です。

ドイツ語の単位は、実生活での独特な使われ方や、試験(特にグラフ問題やリスニング)で狙われる罠がたくさんあります。今回は、絶対に知っておくべき10の単位と数え方のルールを、分かりやすく解説します!

1. 日常生活で毎日使う基本の単位

「ドイツの単位って、アメリカみたいにマイル(長さ)やインチ(画面サイズ)を全部覚え直さなきゃいけないの…?」と不安になるかもしれません。

安心してください!ドイツは日本と同じ「メートル法」を採用しているため、長さはメートル(m)、重さはグラム(g)やキロ(kg)がそのまま使えます。

ただし、実生活や試験でちょっとだけ独特な使われ方をするポイントがあるので、

そこだけ押さえておきましょう!

① 重さ(Gewicht)

スーパーの買い物やレシピで毎日使います。

  • グラムGramm(グラム) | 例:500g = einhundert Gramm
  • キログラムKilo(gramm)(キロ) | 例:2kg = zwei Kilo
  • ポンド(500gの塊)Pfund(プフント)
    • ⚠️ ドイツの市場やスーパーでは「500g」を意味する Pfund がよく使われます。「Ein Pfund Tomaten(トマト500g)」のような表現はA1〜A2のリスニングでも頻出です!

② 長さ・広さ(Länge / Fläche)

道案内や、試験の「部屋探し(物件情報)」の問題で必須の知識です。

  • センチメートルZentimeter(ツェンティメーター) | 例:170cm = einhundertsiebzig Zentimeter
  • メートルMeter(メーター) | 例:5m = fünf Meter
  • 平方メートル(広さ)Quadratmeter(クヴァドラートメーター)
    • ⚠️ ドイツの部屋探しサイトでは、広さは「qm」や「m²」と表記され、読み方は「Quadratmeter」です。A2〜B1の読解問題の重要キーワードになります。

③ お金(Geld)

ユーロの読み方は、日本人が最もパニックになりやすいポイントです。

  • ユーロEuro(オイロ)
  • セントCent(ツェント)
    • 【読み方の鉄則】 「●ユーロ▲セント」と言うとき、Euro の後ろに Cent の数字をそのまま繋げて読みます
    • 例:3,50€ = drei Euro fünfzig (Centは省略されることが多い)
    • 例:12,99€ = zwölf Euro neunundneunzig

2. コミュニケーションを豊かにする数え方

④ 歳・年齢(Alter)

自己紹介の定番ですが、英語につられないように注意が必要です。

  • 〜歳… Jahre alt(〜ヤーレ アルト)
    • 例:25歳 = fünfundzwanzig Jahre alt
    • ⚠️【うっかりミス注意】 2歳以上は必ず複数形の Jahre になります。

⑤ 多さ・頻度(Häufigkeit)

「何回やるか」「どれくらいの頻度か」を表す単位です。

  • 〜回(回数):数字の後ろに -mal をつけるだけ!(スペースなし)
    • 1回:einmal | 2回:zweimal | 3回:dreimal
  • 頻度の表現
    • 週に1回:einmal pro Woche(プロ ヴォッヘ)
    • 月に2回:zweimal pro Monat(プロ モーナート)

💡【ステップアップ】日常会話や試験で必須の「頻度を表す言葉」
具体的な回数だけでなく、「いつも」「たまに」といった頻度のグラデーションもセットで覚えておくと、表現の幅が一気に広がります。頻度が高い順に並べてみました。

100%【いつも】immer
80%【たいてい】meistens
60%【よく】oft
40%【ときどき】manchmal
20%【めったに〜ない】selten
0%【絶対に〜ない】nie

⚠️口頭試験(スピーキング)の自己紹介や日常会話のパートで、「週末は何をしますか?」「趣味はどのくらいやりますか?」と聞かれたときに、この頻度の言葉(特に oft や manchmal)を使えると、それだけで会話がとても自然にスムーズになりますよ!

3. 試験のグラフ問題で差がつく数値表現

⑥ 小数(Dezimalzahlen)

ドイツ語の小数は、日本語の「点(ドット)」ではなく「カンマ」を使い、読み方はそのまま「コンマ(Komma)」と言います。

  • 1,5 = eins Komma fünf
  • 0,7 = null Komma sieben

これだけ覚えておけば、リスニング試験で「Komma」と聞こえたときに、焦らず小数のことだと分かりますよ!

⑦ 分数(Bruchzahlen)

日本語とは逆に「分子(上の数)」⇒「分母(下の数)」の順番で、スペースを空けずに1つの単語として読みます。
分母は2〜19までは 「-tel」、20以上は 「-stel」 をつけます。

  • 3分の1(1/3) = eindrittel(分子の1 + 3 + tel)
  • 4分の3(3/4) = dreiviertel(分子の3 + 4 + tel)
  • ⚠️【超・重要!】 「2分の1(1/2)」だけは特別な単語を使います。
    • 1/2 = halb(ハルプ) または die Hälfte(ディ ヘルフテ)
    • グラフ問題で「約半分(fast die Hälfte)」という表現は超頻出です!

⑧ パーセント(Prozent)

B1以上の作文や口頭試験の「グラフ説明問題」で100%使う鉄板キーワードです。
ドイツ語では Prozent(プロツェント) と言います。

  • 10% = zehn Prozent
  • 50% = fünfzig Prozent
    • ⚠️ 英語のように「percents」と複数形の s がついたりはしません。10%でも90%でも、形は常に Prozent のまま。また、小数のパーセント(2,5% = zwei Komma fünf Prozent)の複合技もよく狙われます!

4. それぞれの単位で「質問する」ときの定番フレーズ

ここまでいろんな単位の数え方を見てきましたが、実際の会話や試験では「これってどれくらいの重さ?」「いくら?」と自分から質問する力も同じくらい大切です。

それぞれの単位に対応する、鉄板の質問文をまとめました。これを丸暗記しておけば、試験の口頭面接(A1〜A2)のカード問題でもそのまま使えますよ!

基本はWie + 形容詞 〜 ?

  • 【重さ】を尋ねる(Wie schwer…?)
    • Wie schwer ist das?(これはどれくらいの重さですか?)
    • Wie viel Gramm / Kilo möchten Sie?(何グラム/何キロ欲しいですか?)
  • 【長さ・広さ】を尋ねる(Wie lang / Wie groß…?)
    • Wie lang ist der Tisch?(この机の長さはどれくらいですか?)
    • Wie groß ist die Wohnung?(その部屋の広さはどれくらいですか?)
  • 【お金・値段】を尋ねる(Wie viel… / Was kostet…?)
    • Wie viel kostet das?(これはいくらですか?)
    • Was kostet ein Kilo Tomaten?(トマト1キロいくらですか?)
  • 【年齢】を尋ねる(Wie alt…?)
    • Wie alt sind Sie? / bist du?(あなた/あなたは何歳ですか?)
  • 【頻度】を尋ねる(Wie oft…?)
    • Wie oft lernen Sie Deutsch?(どれくらいの頻度でドイツ語を勉強しますか?)
  • 【多さ・割合(小数・分数・%)】を尋ねる(Wie viel…?)
    • Wie viel Prozent der Menschen…?(何パーセントの人が…?)
    • Wie viel Milch ist noch da?(牛乳はどれくらい残っていますか? ⇒ 答え:Ein Viertel [4分の1] など)

【ミニ練習】

ドイツ語で何て言う?

これまでの知識を総動員して、口に出して言ってみましょう!(答えは下にあります)

  1. 4,50ユーロ
  2. 週に3回
  3. 0,5%
  4. 4分の1(1/4)

【解答】

  1. vier Euro fünfzig
  2. dreimal pro Woche
  3. null Komma fünf Prozent
  4. einviertel

まとめ

重さやお給料、グラフのデータなど、ドイツ語の単位をマスターすると一気に表現の幅が広がります。

さて、単位と数え方を覚えたら、最後にして最大の難関「日付と時刻」が待っています。
次回は、試験の手紙問題で絶対に間違えられない「日付の語尾変化」と「時間の前置詞」について詳しく解説します。お楽しみに!

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