【ゲーテA2】Sprechen(口頭試験)の評価基準と配点の仕組みを徹底解説!

Goethe 試験について

ゲーテA2の最終難関、Sprechen(口頭試験)。

「緊張して言葉に詰まったらどうしよう…」と不安になる必要はありません。

試験官がどこを見て採点しているのか、その「公式の枠組み」をあらかじめ知っておけば、本番で焦らず確実に点数を残すことができます。

今回は、Sprechenの各Teilの正確な内容と、評価の仕組みをスッキリ解説します。

Sprechenの3つのTeilと試験の流れ

口頭試験は基本的に2人1組(ペア)で行われ、時間は約15分。最終的に25点満点に換算される構成です。

各Teilの具体的なタスク内容は以下の通りです。

セクションタスク内容公式の概要(現行モデル)
Teil 1質問と回答
(Fragen zur Person)
提示された4つのキーワード(例:Beruf, Wohnortなど)を使ってペアに質問をし、相手からの質問にも答える。
Teil 2日常生活についての発表
(Von sich erzählen)
与えられたテーマ(例:Wochenende, Hobbyなど)について、1人で1分程度プレゼンテーションをする。
Teil 3共同の計画
(Etwas planen / vereinbaren)
スケジュール帳などを見ながら、ペアと提案や交渉をして、一緒にある計画(イベントや約束など)を立てる。

事前の準備時間はなし! 

 ゲーテA2の口頭試験には、上のレベル(B1など)にあるような事前の準備時間がありません。 

試験室に入ったら、試験管の指示に従ってすぐに話し始める必要があります。(実際にはカードが配られて、20秒ほど眺める時間はあり)

だからこそ、本番で焦らないために「定番の質問フレーズ」や「Teil 2のプレゼンの型」をあらかじめ丸暗記レベルで体に染み込ませておくことが、最大の合格への近道になります。

また、ペア試験ですが試験官はあくまで「あなた自身の発話」を個別に採点しています。相手のレベルに関わらず、自分がやるべきタスクを淡々とこなせば、確実に合格点をキープできます。

2. 公式が定める「3つの評価基準(Kriterien)」

試験官があなたの話すドイツ語を採点する際、主観で点数をつけることはありません。ゲーテ公式が定めている、以下の「3つの評価基準」がすべてです。

  • 1. Aufgabenerfüllung(タスクの達成度) 各Teil(1〜3)で求められているタスクを、しっかりこなせているかをチェックします。
    • 質問する
    • 1分間自分のテーマについて話す
    • ペアと提案・交渉する
  • 2. Sprachliche Angemessenheit(言語の適切さ) A2レベルにふさわしい「語彙(単語)」や「文法(正しい語順や動詞の変形)」を使って、意味の通じる発話ができているかを試験全体を通してチェックします。
  • 3. Aussprache / Intonation(発音・イントネーション) 試験官やペアにとって聞き取りやすい正確な発音で、かつ適切なアクセントやイントネーションで話せているかを試験全体を通してチェックします。

3. 試験官の採点ロジックと「25点満点」への換算

試験官は、それぞれの基準やTeilに対して、公式が定める5段階(A〜E)などの評価ランクをつけていきます。

  • A: 要件をすべて満たしている。
  • B: ほぼ満たしているが、一部不十分な点がある。
  • C: 半分ほどしか満たしていない、または誤りが目立つ。
  • D: 一部しか満たしていない、かつ誤りが目立つ。
  • E: ほぼ発言がない、タスクを全く満たしていない。

最終得点への計算の仕組み

Lesen、Hören、Schreibenと同じく、Sprechenも手元での集計時は別の満点(素点)ベースで計算され、最終的に成績表では25点満点に換算されます。

【合格ラインへの戦略】 文法が少し苦手だったり、発音に少し自信がなかったりしても、相手の質問にしっかり答えて自分のタスクを全うすれば、合格に必要なポイントを大きく引き寄せることができます。 一番避けたいのは、完璧なドイツ語を意識しすぎて沈黙してしまうことです。本番では、「多少間違えても、詰まりながらでも、自分の言葉で伝えようとすること」を最優先にしてください。

4. まとめ

A2の口頭試験は、事前の準備時間がありません。

だからこそ、「試験官がどこを見ているか(3つの評価基準)」を頭に入れた上で、本番で使える武器をあらかじめ用意しておくことが合否を分けます。

完璧なドイツ語を目指して沈黙してしまうのが一番もったいないです。多少間違えても、詰まりながらでも、自分の言葉で伝えようとする姿勢を忘れないでください。

「基準や流れはわかったけれど、具体的にどんなフレーズを覚えていけばいいの?」「Teil 2のプレゼンを乗り切るための、万能な組み立て方は?」という実践的なテクニックについては、以下の解説記事で合格のための鉄板テンプレートを詳しくご紹介しています。

本番で焦って頭が真っ白にならないために、必ずチェックして何度も口に出して練習してみてください!👉 [ゲーテA2・Sprechenのコツ(解説記事一覧はこちら)]

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